何年かぶりに、酷い風邪をひきました。

咳と肺、体の節々の痛み、内臓系も変・・・

久しぶりに一日ずっと寝てました。

一人で寝ていると、いろんなこと考えちゃいます。

今日はボラカイの旅で経験した、人って何だろうってことを書いてみます。


私は自力で24歳で会社を立ち上げ、一人で厳しい世の中で生き残ってきたので、いろんな人間を見てきたつもりでした。

助けられたり、騙されたりいろんなことがありました。

しかし今回旅行で一緒になった行動には驚きました。


私は高校2年から波乗りを始め、学校の部活は体育会系で育ちました。

結構仲間意識が強く、自分のことより仲間が困っているとほおって置けない性格です。

友達からはまっすぐすぎると言われます。


ボラカイの旅行中の夜、たまたま一人でホテルの部屋にいると、この旅で初めて顔を合わせたカイト初心者の人が部屋にやってきました。

その人は学校法人の理事で相当裕福な方のようです。

しかし仕事はほとんどせず、毎日昼過ぎまで寝ていて、昼から毎日のように温泉に行くような生活を続けているとのこと。

うらやましい限りです。


その人がこんなことを尋ねました。

A「私が昼パンクしたカイトは新品なんですよね?」

私は最初何のことか意味がわからず、答えにつまりました。

昼間みんなでカイトを膨らませていると、急にパンとパンクしたカイトがありました。

私はてっきりカイトショップの社長がスクール用に持ってきた練習用カイトだと思っていました。

私「あれはスクール用のカイトじゃないんですか?」と私が尋ねると

A「あれは最近家族でサイパン旅行に行くときに、シーカヤックを引っ張らせるために買いました」とのこと

A「空気を入れるとパンクするのでまだ一度も使えてない」とのこと

私はパンクしたとき少し離れたところにいて、てっきりスクールの練習用カイトだと思っていたので、はっきりとは覚えていませんが、2ラインの相当旧型のカイトだったと思います。

私「お金払って買ったんですか?」

A「5万円で買いました」

5万円が高いか安いかはわかりませんが、初心者に売るべき代物では無い気がします。


そこに同室のドクターが戻ってきて、

Dr「あのカイト売りつけるなんてちょっとひどくないですか?」

私「まさかあのカイト買ったものだとは思いませんでした」

DrとAさんは一緒にサイパン旅行をしていたとのこと。

Dr「サイパンにも重たい思いをして持っていったのに、一度も使えない。今回もまただ。ひどいものを売りつけて、Aさんがかわいそうすぎる。これはちょっと言ってやらないとだめですね。」とカンカンです。


確かにそのカイトショップの社長は、古いものや、売れ残っているものを初心者に売ろうとします。

商売だからそれも仕方ないのかもしれません。

しかし初心者は専門家の言うことを信じて道具を買うしかありません。

私もまずライフジャケットを買いましたが、小さくてジッパーを閉めると苦しくて海の中で呼吸困難になります。

次に一番高いといわれるハーネスを買いました。

これも小さくて、今は私より2周りほど小柄な後輩が使っています。

次にパンツハーネスを買いましたがこれも小さくて、股関節に食い込み痛くて使えません。

すべての道具は社長の目の前で試着しています。

着けるといかにも小さいので、「これ小さくないですか?」と聞くと、

社長「そんなもんですよ。それが一番大きいんですよ!」

専門家に言われるとそんなものなのかと、納得・・・

初心者にはわかりません。

しかしそのお店に通うベテランさんに聞けば「もともとは海外のスポーツだから、もっと大きなサイズがあるよ」とのこと。

そのベテランさんは「社長に進められるものを買っちゃだめだよ。自分で調べて銘柄指定して買わないとね。みんなそうしてるんだよ」

私は社長を信じていたこともあり、少しショックでした。

またこんなことも言われました。

「いい加減で、お金に厳しいから、距離を置いてそんな人だと思って付き合わないとだめだよ。みんなそうしてるんだよ。」

カイトショップに通っている長老格の人の言葉に、社長を信じていた私は悲しくなりました。


そして社長の目の前でその道具を使い、小さくて苦しい、痛い、怖い思いをしていても、社長は知らん顔です。

冬の強風の荒れ狂う海で、体に合わない道具を使い、胸が締め付けられ呼吸困難になる恐怖は言いようがありません。

私の性格なら、初心者に勧めたものが、明らかに合わないものなら責任を感じて交換してやると思います。

とても知らない顔はできないでしょう。


私は高校のときから波乗りで何度も死に掛けているのでなれていますが、こんな思いを海に慣れていない人がするとすぐにやめていってしまうでしょう。

カイトの道具は安いものではありません。

買い換えるには大変です。

若い人たちは特にだと思います。

カイトを若い人たちに広げるためには、初心者に合った道具を進めてあげてほしいものです。


そんな経験をしてきたこともあり、夜中遅くまでカイトパンク事件で、Aさん、Dr、私の3人でで大爆笑でした。

私はその時、カイト初心者のAさんを救ってやらないとだめだと、正義感に駆られ発する言葉が、このあとの旅で捻じ曲げられ大変なことになっていくとは思いもよりませんでした・・・

しかしそれも自業自得か!

一緒になって、悪口を言ってしまった自分にも非がるるんでしょう・・・







最近は日本でのんびり過ごしながら仕事とカイトに励んでいます。

でもやはり日本は寒いなー・・・

ここ数日天候にも恵まれず、カイトもできないので、ボラカイのたびの続きを綴ります。


初日はいい風に当たりましたが、足の指にウニの棘が刺さるというアクシデントに見舞われたドクター・・・さらなる災難が!!!


カイトを終え、私とドクターが夕方部屋で休んでいると、そこにカイトショップ社長が現れ、「私のカバン知りませんか?」とのこと???

社長はずっとビーチの机の上にカバンを置きっぱなしだったはず。

それを持って帰らなかった様子!!!


あるカイトボーダーのブログ

いくら高級ホテルのビーチとはいえ、やはりココはフィリピン!

あまりも無防備!

やはり日本人は安全ボケなんでしょうか?

私はすぐにビーチに向かいました。

するとビーチの隅に社長のカバンがありました。

良かったー

「ありましたよー」と部屋にいた社長に渡しました。

するとドクターが「私の預けたお金はありますか?」との声に社長がカバンを探すと、

お金は見当たりません。

やられたー・・・・日本円にして3万円以上が無くなっていました。

現地ではおそらく2か月分の給料ぐらいにあたるんでしょう。

ホテルの人やガードマンが集まってきましたが、どうすることもできません。

あきらめて、それぞれの部屋に戻ると、災難続きのドクターがカンカンの様子。

「あまりにも無防備で、無責任すぎる」と私に滞在費の管理を依頼してきました。

友達のドクターにとってはこのボラカイの旅にはビジネスに繋がる大切な意味もあったのです。

私は旅行前からそのことを聞いていたので、人のお金を預かるのは気が進みませんでしたが、スムーズな旅になるように協力できればと8人分のフィリピン滞在予算を預かり管理することに同意しました。

わしづかみにできるほどの札束です・・・

自分の財布から私のお金を抜き、預かったお金から当日の予算を入れ、その夜から会計です。

ホテルでは何かあるたびに私にサインを求めてきます。

いいのかなーと思いながら友達のドクターに成り代わりサイン。

のんびりカイトの旅のはずが大変なことになってきました。


その日の夜はホワイトビーチにくりだしました。

ホワイトビーチは4,5キロ延々とレストランやショップなどが続く歓楽ゾーンです。

ビーチで椰子の木下でショーを見ながら食べるバーベキュー。

色鮮やかな南国の海老や魚がビーチ沿いに並んでします。

路上ではファイヤーダンスやライブが繰り広げられています。

ファイヤーダンスをしているのは、筋肉粒々なニューハーフです。

ファイヤーダンスをしながら、客席を回ります。

フィリピン感たっぷりでした。
あるカイトボーダーのブログ

まるで映画に出てくるようなリゾート風景です。
ビーチ沿いのレストランで食事をし、マッサージに行きました。

1時間で700ペソ。(約1500円)

オイルマッサージで日本人には安く感じますが、現地では相当な金額ですね。


ホテルに戻りその夜から、海で育った一本気な私には理解できない、

人って何なんだろう?

人って怖いな・・・・

人って嫌だな・・・・って思わされる

非日常なメンバーの非日常な人間模様の序章が始まります!


今日は珍しく仕事!

会社のサーバーの再構築です。

24Seson8見ながら仕事してましたが、お腹が空いたので一休み。

ボラカイ旅行の2日目の話をします。


第一日目はトラブルの中何とかボラカイ島にたどり着き、きれいなホテルで、おいしい食事を食べ、ホテルの部屋で同室のドクターとバカ話で盛り上がり、疲れて就寝・・・

朝4時過ぎ風の音に目が覚めました。

Dr.Aは眠いと言いながらも一緒にカイトの準備。

ホテルから一歩踏み出せばカイトビーチという絶好のロケーション。


あるカイトボーダーのブログ

早朝なのにすでにすでに何機ものカイトが上がっています。

朝は少し肌寒く、ショートジョンを着て、13のクロスボーで走り出しました。

ビーチは遠浅、しかしウニがいるとのことなので、足はつかないように注意。

チョイ右からのクロスオン、13ジャストオーバーの風で朝は快適に2時間ばかり走りました。

そのうちにカイトの数が増え、ひとまず休憩!


しばらくすると二人のビギナーのスクールが始まりました。

こんな楽園でスクールなんて幸せな人達だなー。

私のスクールは最初、淀川、関空、怖い目にもたびたびあったなー

でもカイトは危険なスポーツ!ひとつ間違えれば命を落とします。

危険な場所で練習した方が危険回避能力が高まるので安全でしょうね。

沖縄ではよく亡くなられますが、大阪で死者が出ないのもそういうところなんでしょうね。


スクールを少し手伝い、昼から同室のDrと第二ラウンド。

少し風は落ちドオンの風ながらも順調に走っていると、Drの様子がおかしい・・・

戻ると足の親指にウニの棘が無数に刺さっています。

痛そう。

ホテルの人がお酢を持ってきました。

日本の二人のDrたちはお湯がいいんじゃないかといいつつも、郷に入れば郷に従え。お酢に足をつけ様子見・・・

しかし痛そう・・・

深々と刺さった十数本のウニの針は抜けそうにもありません。

外科医の本領発揮?

自分で手術かと思いましたがさすがに・・・

この後さらなる災難が降りかかろうとは、お気の毒Dr