各部のレールをスパイクで仮固定し、実際に車両を通過させてみて、脱線や引っかかりが生じないことを十分に確認する。特にフログ部分は念入りに確認する。異常箇所は、レール位置を微調整するなどして異常の要因を取り除く。
 車両通過が問題ないことが確認できたら、レールと枕木をハンダで固定する。レールと枕木が密着するよう、マイナス・ドライバーの先端やトラック・ゲージなどでしっかりと押さえて作業する。ハンダ付は、基本的にはレールの外側のみ実施している。2本のレールが近接している箇所等、コテ先が入りにくい場所は、内側をハンダ付しているが、盛りすぎるとフランジが当たるので注意しなければならない。
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最後に、枕木と同じ材料でスローバーを製作、テンプレートの該当部位に挿入し、トング・レールをスローバーに固定する。スローバーの中心にはスイッチマシンのロッド挿入穴をあけておいた。穴の両側に絶縁の溝を切ってある。
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プリント基板枕木の間には木製の枕木を接着する予定であるが、この作業は道床への取り付け時に実施する予定である。