枕木の準備が出来たところで、本格的な製作に取り掛かる。全般的な方法は、Railway Engineering というサイトで解説されている方法を基本としたもので、左右のノーズ・レールが一度の加工でできるところが気に入って採用しているものである。また、ウイング・レール、リード・レール及びトング・レールを一体で製作するので、関節部分の作業が不要で、比較的簡単に短時間で製作できるとも思った。

まず、切り出した枕木をテンプレート上に配置する。すべての箇所に配置する必要はなく、最低限、ポイント部分、フログ部分、それらの中間部分に配置する。その他、分岐器全体の形状を保持するために必要な箇所に配置する。(なので、枕木ガイドの切欠きも必要箇所のみとすれば手間が省けるが、試行錯誤要素が多いので、今回製作しているものはすべての箇所に切り欠きを設けている)
枕木をテンプレートの枕木ガイドに合う長さにニッパーで切断し、枕木の中央部など、絶縁が必要な個所は糸鋸を使って銅箔に切り込みを入れておく。
  
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