乗務員扉を車体側に取り付けた。開閉可能とするため、細い真鍮パイプ(内径0.5mm、外径0.7mm)とφ0.5mmの真鍮線を組み合わせてヒンジを構成している。扉のヒンジ側に1箇所パイプを取り付け、車体側2箇所のパイプでこれを受け、パイプに軸となるφ0.5mm真鍮線を通している。パイプを取り付ける際は、扉を所定位置に置き、さらにパイプをそろえるため、3個のパイプに真鍮線を通してヒンジ位置に扉とともに仮固定する。上下の2個を半田付けするときは、扉や軸に半田が流れないように注意が必要である。中央の1個を半田付けする際はその逆で、車体側に半田が流れないように注意する。失敗すると、扉が開閉不能となる。半田が流れすぎないよう、今回はペーストを使ってみた。フラックスよりは具合はよいと思うが、それでも1箇所の扉は失敗して開かなくなり、やり直した。
↓開閉式ドアの構成(分解)
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↓組立状態 ヒンジの軸は後で短く切断する予定。
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車体(本体)の工作が一区切りついたので、前面の工作に着手した。前面はキット付属のパーツを使い、左右2箇所を切断しスペーサーを入れて、横幅を広げる予定であるが、思い通りに行くかどうかはわからない。キット付属パーツに表現されていた尾灯上方のエア・フィルタは表現が甘いのと、位置も実機とやや異なるほか、歪みがある(斜めになっている?)ので、ヤスリがけして除去した。別途加工して追加するつもりである。
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