長期間仕掛であった丸屋根客車をやっと完成させた。
谷川のキットを組んだスハ32×2、スハフ32×2、オハ35×1、フジモデルのキットを組んだマニ36×1の合計6両である。着工時は特定ナンバーへのこだわりがなく、キットをほぼそのまま組み立てた。後で客用扉のバラエティやマニ36の豊富な形態差異を認識することとなったが、組立が進んで完成間近であったため、加工する気が起らず、そのまま完成させた。
↓スハフ32

↓オハ35

↓マニ36

マニ以外のウインドシル、ヘッダーは、リベット付きの部品に交換した。
客用扉、荷物扉はキット付属部品そのままだが、ドアハンドルを付けた。
床下はエコーのパーツでまとめてあり、簡単なパイピングの他、給水ハンドルや渦巻チリコシを付けた。細密感は増したが、車両を持つときに床下に触れて損傷しないよう、注意が必要となった。
夕庵式の室内灯や尾灯(スハフ及びマニ)を組み込んだ。集電を少しでもよくするため、センターベアラーやセンターピンの表面を磨いたりした。
座席車には椅子を取り付けた。カツミのプラ製椅子の背もたれのクッション相当部分に紙を貼り付け、全体を青20号(フラットベース多め)で塗装後、背もたれの周囲と肘かけにブラウンの色入れをした。
