扉の工作法に続いて、エアフィルタ下端のスリット状の部分の表現方法を検討した。
扉と同様に、練習用の車体に作り込んでみた。
色々やってみたが、なかなか実感が出ない。
フィルタの部分は、キットのパーツをそのまま使うつもりで、車体の裏側から貼りつけるつもりであった。
キット付属の部品は、フィルタの部分がエッチングで表現された、片面7個分一体のパーツであり、これを車体の裏側から貼るようになっている。
パーツをそのまま使った場合は、従って、フィルタは車体厚0.4mm分凹むことになる。
そもそも、この相違がスリット部分の実感を阻害しているという結論に達し、意を決して、パーツのフィルタ部分の1枚ずつ切り離して車体にはめ込んで表現することにした。
切り出しに失敗は許されないので、慎重に罫書きをして、切断機を用いて罫書き線のわずか外側を切り出し、あとはひたすらやすり掛けではめ込み寸法に仕上げた。
下図は試しに車体にはめ込んでみたところ。裏から貼るよりは実感的な気がする。
これから、スリット部分の作り込みを行わねばならない。
