本日から工作の記録をブログに綴ってみることにする。
古いフェニックス製ED76-500車体キットの加工に着手した。
キットの車体幅は約35.5mmなので、スケール通りとするため、屋根中央部で切断した。帯板を間に入れて左右の車体を接合し、車体幅を2900/80=36.25mmとするつもりである。
糸鋸で直線に切断できる自信がないので、定規とPカッターを用いた。板厚が0.4mmなので、難航を覚悟していたが、思ったよりも簡単で、30分ほどで完了した。
エアフィルタ/明かり窓の位置も若干高いようなので修正したいところ。
また、乗務員ドアまわりの加工は左右車体接合前に実施した方がよいかもしれない、などと思いつつ、車体として完成する日を夢見る。
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着工に先立ち、JW-CAD上で作図を行い、加工寸法の検討を行っている。
実物の形式図や画像をもとにあるべき姿を描き、加工対象素材、使用予定の部品を採寸して、実物寸法と照合しながら加工寸法を決定している。
実物寸法は、図面だけではなく、画像も参考にすることも重要で、見た目のプロポーションの破綻を回避できると思う。
ED76-500の車体寸法は、他の交流電機とは異なり、EF81やEF64-1000に近いようである。
NではK社殿が「幅広の車体の再現」を掲げて製品化されるようで、うらやましい限りである。
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