先日、テレビで、東京から三重県の地域医療を見学に若い医師が来て、医師と患者がこんなに近い距離(あくまで心理的な話)で診療をしているなんて、東京ではあり得ないと言っていた。
単に、いつもの患者さんと日常の会話をしていただけのように見えていたが、そうか、都市部ではそんな親しい会話もなく、型通りの質問と検査と処方だけなのか・・・
最近の会議で、医療が不確実であることを書いたパンフレットを検査前、手術前の人に渡そうという話が出たようだ。私はインフルで休んでいた。
どんどん医師と患者の距離が離れていく。
由々しきことだと思うが、世間ではどう見ているのだろうか。
うちの科に来た研修医の評価で、患者家族と世間話、無駄話が出来ることという項目を作っているが、決して間違いではないと思っている。