先日、テレビで、東京から三重県の地域医療を見学に若い医師が来て、医師と患者がこんなに近い距離(あくまで心理的な話)で診療をしているなんて、東京ではあり得ないと言っていた。

単に、いつもの患者さんと日常の会話をしていただけのように見えていたが、そうか、都市部ではそんな親しい会話もなく、型通りの質問と検査と処方だけなのか・・・


最近の会議で、医療が不確実であることを書いたパンフレットを検査前、手術前の人に渡そうという話が出たようだ。私はインフルで休んでいた。


どんどん医師と患者の距離が離れていく。

由々しきことだと思うが、世間ではどう見ているのだろうか。


うちの科に来た研修医の評価で、患者家族と世間話、無駄話が出来ることという項目を作っているが、決して間違いではないと思っている。

音楽や歌を聞くと、それを聞いていた頃を思い出す。

音楽とその頃のエピソード記憶が結びついている。

カーペンターズで大学受験を、松田聖子で大学生活を・・・と書けば年がばれそう。

あの頃、今のようなメールやネットがあれば、人生変わっただろう。

いいか悪いかは別。


認知症の治療に音楽はある。

音楽を聞く、歌う、演奏するなど方法は様々。

心に響く音楽はいくつになっても、認知症になってもあるのだろう。

最近の音楽に心に響くものはあるのか?

年代が変わると感動するものも変わる、同じ脳なのに、面白い、興味深い。

結局、なかったらしい。

何だったのか?

ES細胞混入?

理研の中にES細胞があったのだろうか?


世の中に、嘘と誤解と先入観はあふれている。

嘘は最初は小さくても、信じる人が多くなって、担がれるとでかくなる。

男は美形の女性に弱い、美人は嘘をつかない?信じたい男性も多いはず。

今回は、条件がかなり揃っていたのかも。


それにしても、過去の論文の不備?を暴いた人たち、それを調べだすに費やしたエネルギーには感服。

若い女性研究者にいきなり光が当たったものだから、嫉みのエネルギーに火がついた?

是非、そのエネルギーでLEDを超える研究をして頂きたい。