Print Musicで作ったピアノデータをBand in a boxの伴奏と一緒にならす方法 | レッスンやライブにすぐに活用できる!コンピューター音楽入門講座

レッスンやライブにすぐに活用できる!コンピューター音楽入門講座

ブログをご訪問いただきありがとうございます。
ジャズ・ポピュラー音楽講師・ミュージシャンのヨッシー佐藤です。
このブログではレッスンツールやライブのアレンジに役立つコンピューター音楽の基本的な内容について解説しています。

● Print Musicで作ったピアノデータをBand in a boxの伴奏と一緒にならす方法

みなさん、こんにちは!ヨッシー佐藤です。

Print Musicで作ったピアノデータを、Band in a boxの伴奏と一緒にならす方法はありませんか~?という質問を受けました。

もちろん、あります!!

Print Musicでは、高速ステップ入力ができるので、手早くデータを入力できます。

Band in a boxでは、コード入力さえすれば、アレンジを自動でつくってくれます。

たとえば、生徒さんが弾くパートをPrint Musicでつくっておいて、それに対する伴奏を Band in a box でつくっておいて、一緒にした模範音源と、伴奏だけの練習音源を、両方、生徒さんにお渡しできるようになります。

この2つのソフトの間で、データをやりとりできれば、強力ですね!

では、さっそくご紹介いたします。

まず、Print Music で、譜面データを用意します。



今回は、例としてピアノのソロパートを用意しました。


2小節のピックアップがあります。


ファイルメニューから、「別名で保存」を選びます。


すると、このような画面が出てきます。




下のファイルの種類から、「スタンダードMIDIファイル」を選びます。


これを、わかりやすい場所に、いったん保存します。


次に、Band in a box を起動します。




曲の構成どおりに、コード進行を打ち込みます。


つぎに、メロディーメニューから、「メロディートラックを編集」→「ディスク上のMIDIファイルをメロディートラックに開く」を選びます。



先ほど Print Music つくったMIDIファイルを開きます。


すると、次のような画面が開きます。




通常の設定ですと、Band in a box では、曲がスタートするときに、2小節のカウントが入っています。


もし、みなさんが作ったPrint Musicのデータが、ピックアップがなくて、曲の1小節目から音がある場合は、「トラックの頭に挿入する空白小節の数」を「2」に設定してくださいね。


僕のPrint Musicのサンプルのデータは、2小節のピックアップがあるので、ここは「0」にしたままにして、OKを押します。


以上、Print Musicで作ったピアノデータを、Band in a boxの伴奏と一緒にならす方法でした。