今朝はゆっくり朝風呂に入り、「日曜美術館」を見ながらメシを食って、またゴロゴロしながら本を読んで過ごした。

赤塚不二夫のことを書いたのだ!! (文春文庫)」読了。

高度成長期に生まれた我々の世代には親しみのある漫画家の、驚くべき話が満載だった。元・少年サンデーの武居記者でなければ書けない話だろうな、きっと。

実は赤塚不二夫先生には一度だけお会いしたことがある。
お会いしたのは、先生が再婚された頃。今から20年くらい前の話だ。

当時、私は某大手広告代理店の周囲に星の数ほどある弱小編集プロダクションの一員で、或るメーカーが販売店に配る冊子に有名漫画家のカットを載せるという企画があり、フジオプロに仕事を依頼し、その原稿を取りに下落合の仕事場へ向かった。
リクエストしたレレレのおじさんのカットは、実際にはアシスタントの方が描かれていたが、事務所に行くと、たまたま先生が降りて来られて挨拶をさせていただいた。赤塚漫画で育ってきたと言っても過言ではない私はメチャクチャ緊張した。目の前に、あの赤塚不二夫がいるんだもん!
緊張しすぎて受け取った原稿をハラリと床に落とす失態を演じてしまったが、この時すでに先生はアル中になっていたらしく、まったく気づかれた様子はなかった。
その後も数回お邪魔したけれど、先生に直接お会いできたのは、この一回だけ。
そういえばフジオプロの建物の入口には、CMでも有名になった猫の菊千代が本当に大の字になって寝てた。

今回「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」を読んで、あの時、カットを描いてくれたのは「タッチ」のあだち充氏の兄、あだち勉氏でなかったかと思う。

その時に描いてもらったうち、使わなかった一枚は役得でもらい受け、我が家の家宝となっている。

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