省電力パソコン | Digisty Piano

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写真とDTM音源が奏でるピアノ曲

前回の記事、
The Last 10-Second
で考えた消費電力の少ないパソコンについて。


先頃、Intel(インテル)のAtom(アトム)と呼ばれる
CPU(中央演算処理装置)を搭載した製品が販売開始されました。

とにかく消費電力が低く、
通常のCPUの数十分の1、
それまでのモバイル用のCPUの数分の1という低さ。
今までは発熱したCPUを冷やすため、
アルミや銅で作られたクーラーというものを設置して、
それをファンで風を送り冷やしていました。
パソコンの騒音の一番の原因がいろいろな箇所に使用されているファンの音です。
Atomは消費電力が低いので発熱も低く、ファンなしでOK。
省電力だけでなく音も静かになるという一石二鳥もの。
ただし演算性能は高くないので、
処理の重い作業をするなどの用途には向いていませんが、
インターネットを見るとかなら十分な性能のはずです。



今現在ではAtomを使ったモバイルノートパソコンが発売されています。

acer Aspire one
  コジマで54,800円(税込)

イー・モバイルとのセットなら
  9,980円
(イー・モバイル月額2,900円~、2年間の継続利用)



デスクトップでお考えならマザーボード付きで1万円で買えます。

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icon   9,969円(税込)

これに合ったPCケースも発売されましたので、
この際、常時起動用の省電力パソコンを別に作ってみる、
という手もあります。

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icon   9,980円(税込)
高さ185x奥行220x幅70(mm)

このPCケースのいいところは、
電源にACアダプタを使用しているので、更に静かになります。


The Last 10-Second用のパソコンとしてなら、
記憶装置として使われているハードディスクを代えて、
コンパクト・フラッシュ・メモリーカードを使用する手もあります。
容量が小さいので通常のようなパソコンの利用はできません。
(外付けハードディスクを使うとかなら可)
お金に余裕がある方はSSDというものが有効です。

ハードディスクも消費電力、発熱、騒音という点でマイナスなので、
CFカードの利用は面白いです。

これは現在使用中のパソコン、ノートパソコンにも使える技です。


次回は、CFカードを起動ディスクに使ったあるパソコンの改造編です。