真空容器 | Digisty Piano

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写真とDTM音源が奏でるピアノ曲

もう7月です。

ごぶさたしてます。(・・。)ゞ




さて、この間、
真 空 容 器

なるものを買ってみました。
VL-2
酸素があることで保存した食品は腐敗していきます。
そこで、保存した容器の中を真空に近い状態にすることによって、容器中の酸素を少なくして腐敗しにくくしよう、というのがこの「真空容器」です。
写真左側のポンプでシュコシュコシュコと空気を抜くのですが、これが結構しんどい。二の腕ダイエットには最適かも。

今回購入したのは、
ポリカーボネート製VL-2ポンプ付
で、このシリーズでは一番大きいサイズです。ご飯なら3合分入ります。
ポリカーボネート製以外では、安価な強化PS樹脂製もありますが、口コミで見る限りひび割れがあったりするそうです。その他ステンレス製もあります(そのまま電子レンジで使えたか定かではない)。
ポリカーボネート製は扱ってるショップが少ないので、下の画像をクリックすると扱いのショップページへ移動します。その他製品に関する情報もあります。

2,520円(容器のみなら1,995円)




さて今回これを購入した目的は、実は食品の保存ではなくて、真空断熱ができるかを実験したかったからです。結果から言うと、敢えなく失敗
orz
買う前に色々調べればよかったんですがね~。
真空断熱するには更なる真空状態が必要らしいです。容器もポンプももっとしっかりしたものになりますが、そのなると数万円はかかってしまう。ダメか~。
伝熱には、熱伝導対流放射(輻射)があって、真空にすることで熱伝導と対流による伝熱を遮断することができます。放射とは熱のある物体から赤外線などを放射することで熱を拡散します。実験の時、このことを考慮していなかったので、アルミ箔で赤外線を遮断すればもう少し保温できたかも。

放射による熱の拡散は意外に多く、緊急防寒ブランケット(あのペラペラの薄いシート)が思った以上に有効なのはこんな理由です。コンパクトで軽いので、非常時に備えて用意しておきましょう。

話がだいぶそれましたね。


◆追記◆
ポリカーボネート製について注意事項