妊婦さんはご注意 | Digisty Piano

Digisty Piano

写真とDTM音源が奏でるピアノ曲

前回、紹介したポリカーボネート製真空容器ですが、
ポリカーボネートやエポキシ樹脂の原料として使用されているビスフェノールAが、「環境ホルモン」として人体に影響を与えるのではないか、という疑いがあり、特に妊婦さんはビスフェノールAが含まれている容器の使用は控えるように厚労省は呼びかけています。
少量ならそれほどの影響はないのでは、という見方もありますが、今のところはっきりとした因果関係が分かっていないため、「念のため」的なニュアンスに感じます。

ビスフェノールAが使用されている主な製品は、
・缶詰や缶飲料の内側のコーティング
・一部の哺乳瓶
・ポリカーボネート製品
などです。このうち国産の缶詰や缶飲料は対策が進み、摂取量が極めて少ないと言われています。外国産については今後、厚労省が調査するようです。 ビスフェノールAは高温で溶け出す性質があるため、厚労省は哺乳瓶について「他の材質を使用することも選択肢の1つ」と呼びかけています。

僕がポリカーボネート製真空容器を使用する時に気を付けていることは、「熱い状態のままの食品を入れない」、「レンジに使わない」などです。


ビスフェノールA以外でも人体に影響を与えるのではないかという疑いがある台所製品は結構あって、ステンレスに含まれるニッケルやクロム、またフッ素樹脂コーティングだったり、銅鍋の内側に処理されている錫(スズ)メッキだったり、陶器に使われるうわ薬だったり、プラスティック容器、ラップ、ビニール袋・・・。う~ん、疑えば全てになってしまいますが、どれが安全でどれがダメなのか、素人の僕にはわかりません。
影響がないことを祈りながら使用してます(笑)。