背黒イワシを網で掬う | Digisty Piano

Digisty Piano

写真とDTM音源が奏でるピアノ曲

5月になると、背黒イワシ(カタクチイワシ、めざしとも言う)の群れが北から南下してくるとかで、ピーク時には房総などの海岸にイワシが押し寄せてることがあります。

おととし、たまたま海遊びに行ったらそれに遭遇し、磯場の潮溜まりには取り残されたイワシが所々にいました。

イワシ

本来なら潮溜まりにはいない魚なので逃げ方が下手、普通の網でまとめて捕れました。まさに

一網打尽

イワシ


「今日はイワシたくさん食べられるなー」

と、これだけで喜んでいたのですが、こんなのは序の口でした。
漁港へ行ってみると、いるわいるわ。岸壁沿いを束になって、すっ飛ぶように泳いでました。「鰯」という字からは想像も出来ないほどのスピードです。しかもそのスピードのまま障害物を直前になってよける。あの急激な進路変更はF1マシンもびっくりです。
とは言っても、網を差し出すだけで、よけきれないものは勝手に網の中へ入ってくれます。こんな簡単な魚捕りはありません。
5月以外でもイワシは見かけますが、数は少なく落ち着いているため、とても自分の網で捕るのは困難です。5cmくらいのちっちゃいのは捕れたりしますが。
小一時間ほど捕ってましたが、疲れて終了です。
捕るも捕ったり、約200匹。

イワシ


なんか得した気分にもなるのですが、実はあまりそうでもなさそうです。というのも、房総地方に展開しているODOYAというスーパーでは、背黒イワシ12匹パック105円で販売されています。約200匹分で1,800円くらい。ま、こういうものは損得勘定で計るものではないですね。

ODOYAにはいつも房総へ行くたびに寄って買いだめです。