ゴールドナー男爵領から海産物の輸入を取り付けてきた功刀蓮弥。
食生活に(こそ)こだわりのある彼には何より優先順位の高い事案だった。
その間にクリンゲでは勇者達による修練を兼ねた掘削作業の果てに温泉開発が成されていたりもした。
安定成長を遂げるクリンゲではあるが、瘴気の森、ひいては魔族領域に隣接する懸念に変わりはない。
問題は、領主の蓮弥がそれを全く気にしていない事だが、エミル失踪の報は彼を動かすには十分な理由だった。


魔族領域編開始の第12巻。
掘削勇者、温泉の中、彼女達の出世、エミル=ラージャの消失、シオンの説得、ドラゴン旅客便、魔族領域へ、までの話。
エミルを探して連れ帰りに魔族領域へ向かう展開。
とは言っても、あのエミルが大人しく連れ去られたとは考え難く、ただの救出行で済むとは思えない。
となれば、今までその一端を匂わせてきた魔王本体と対峙する事になるのではと想像するのは容易い。
かくして勇者の元締め(悪者っぽい(笑))と魔王との決戦と相成るのだろうか?


チョローナ(笑)。