
ピアの誘拐事件を無事解決したケリーとジャスミン。
しかし、犯人は確保したものの、大きな謎を残したままだ。
セキュリティレベルの高いテンペスタ内を自由に移動し、少人数で制圧するのは非常に困難な筈だが、犯人達はそれを成している。
その秘密は大国マースをも巻き込んだ大きな事件へと繋がっていたのだった。
ブラケリマ編後半の第2巻。
ディアス、テンペスタの秘密、大角羊の紋章、ギャレットの窮状、二連星デュエル、オルガ、《門》の向こう、真犯人、峡谷の女王、までの話。
テンペスタの事件とブラケリマの開かずの《門》が次第に繋がってきて事件全体が露わになっていく展開。
華やかな表舞台で活躍する飛翔士と、無類の強さを誇りはするがそれは切った張ったの裏世界で培われた技能であるジャスミンとの対比が明確になる。
彼らが望んでいるのは呑気な冒険なのに規格外の力が望まぬ事態を引き寄せてしまうと言う皮肉。
波乱万丈は彼らの運命であり業なのだろう。
「ぜひ」の引用について(笑)。