帝国正統政府との講和は成り、皇帝と自衛隊は協力してゾルザル排除に動き始める。
拠点と思われた都市に向けて進撃する連合軍だったが、ゾルザルは裏をかき暫定的に皇帝が起居しているフォルマル伯爵領近郊に現れ奇襲をかけてくる。
ピニャは少ない残存兵力で対応し、とって返してくる筈の自衛隊部隊の救援を待つのだが…。
一方、門の開閉実験で妙な疑いを掛けられ病院に幽閉状態になっている伊丹耀司のところには、思いがけない報せが届くのだった。


冥門編の第5巻上巻。
給女ジゼル、レレイ誘拐、混迷の銀座、連合軍の進撃、自衛隊撤収準備命令、ナース黒川の本性、伊丹への密命、までの話。
特地ではゾルザルとの最終決戦の局面が進む中、門を占有し閉鎖しようとする日本への各国の風当たりが強くなり、一部の国が暴走を始める展開。
この上巻は特地の戦場と、日本と諸外国の対立姿勢が主に描かれているが、次の下巻はいよいよ伊丹がヒーローとして華々しく(?)活躍するような展開になりそうな気配。
いや、どうだろう?ならないかも?
どちらにせよこの冥門編が映像的には一番映えそうな感じがするけど、二期やらないのかな?


編集者の機嫌?(笑)