
花泉飛露騎は幼なじみの久保田紅緒の変則料理に苦しめられる普通の高校生。
ある日、飛露騎の部屋に突然異世界からお姫様ロフィーナと侍女のヴヴが降ってくる。
彼女は滅亡因子の持ち主で、激しく落ち込むとその世界を滅ぼしてしまうと言う。
世界を滅ぼさない為に紅緒の姉・碧が採った手段は「美味しいものを食べさせる」だった。
美食コメディ、シリーズ開幕巻。
ロフィーナ来訪、居酒屋、カレー屋、居酒屋リターンズ、洋食屋、家鍋、お弁当、までの話。
ロフィーナが悩みを抱え込む度に飛露騎を初めとした人々が美味しいものを食べに行く内容。
この作者さんの作品は『さて、異世界を攻略しようか?』しか読んでないんだけど、あのシリーズも料理描写は妙に力が入っていた。
今シリーズはもう完全に料理をメインに据えたものになるみたいだ。
まあ、美味しいものとなればかなり広範になるからネタには困らなさそうだな。
米国は四次元ポケットの中身を開発しているのか?(笑)