フリートラントに襲いかかった二体の守護聖人像をベルタの狙撃と蒼鋼の冒涜者で倒したユキナリ達。
捕虜にしたアンジェラから情報を得て、ハリス真教会の動向を探ろうとするも中々上手くいかない。
ユキナリ達が受け身になっている間に、フリートラントに蒼鋼の冒涜者が潜伏しているのを掴んだハリス真教会は新たな刺客を送り込む。
その刺客はユキナリの心の一番軟らかい部分を抉るものだった。


シリーズ完結の第4巻。
尋問、フリートラントの殺人事件、漢字の伝言、最悪の予感、刺客の正体、ダーシャの想い、対決、までの話。
って、いきなりの打ち切りかよ!
榊一郎の異世界チートで割と力が入ってたと思ってたのに売れなかったのかなぁ。
まあ、主流の異世界チートは好き勝手だったり、傍若無人だったり、信念に凝り固まってたりして、榊作品に多い揺れる主人公って少なかったりするからな。
この完結巻に至っては思い切り弱さが表に出てたりするけど、それはそれでカラーだから構わないと思う人間は居ても、受け入れられない人のほうが多かったって事なんだろうな。
残念。


ウルリーケ先生の保健体育(笑)。