南部未開地開発に、貴族の内紛の講和条件で得たヘルタニア渓谷を解放してミスリル大鉱脈まで手中にし、もはやヘルムート王国の掘っても減らない金脈と化したヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスター伯爵。
家臣のエルヴィンは失恋のショックで失意と現実逃避の真っ只中で大お見合い会が開催されても結果が出るはずもない。
反して結果が出たのはヴェルの兄弟達。
側室のとは言え、短期間に兄弟達の結婚式の出席に、自分の結婚準備が立て込んできたとなれば、ヴェルは土木魔法使いから瞬間移動タクシー運転手に華麗なる転身を余儀なくされるのだった。


結婚狂想曲の第8巻。
大お見合い会、瞬間移動の日々、初夜(監視付き)、海水浴、アーカート神聖帝国親善訪問、テレーゼの誘惑、夜の逃走劇までの話。
着々と増えていた婚約者とやっと結婚までに至るドタバタに、隣国の親善訪問で思わぬ事態になってしまう展開。
身内に国内にと深刻な状況が落ち着いて穏やかな日々が迎えられるはずが火薬庫に放り込まれるヴェル。
しばらくは神聖ヘルムート王国を舞台にした話になるのかな?


忘れちゃいけない記憶多過ぎ(笑)。