ジェノスの宿場町での屋台営業は固定客も付いて十分に軌道にのり、アイ=ファの怪我も癒えてきて、生活の不安は無くなってきたアスタだったが、目前に迫ったのはスン家で行われる家長会議のかまど番。
スンが何を目論んでいるのかは不明で、戦えないアスタを守るためにルウもルティムも厳戒態勢で会議に挑む。
そして家長会議の晩、事件は起き、不気味なスン家の全てが明らかになる。


家長会議編の第6巻。
スン家の集落へ、スンの女衆、かまど番と家長会議、ドッドとディガの蛮行、スンの落日までの話。
とうとう宿敵スン家のかまどまでアスタが乗り込み、因縁が決着を迎える展開。
スン家の専横とディガの執着で抑圧されてきたファ家の名誉挽回が成され、森辺の民は新たな道を歩き出さねばならなくなった。
次からは新展開だろうが、舞台は主にジェノスになり、その暗部が垣間見えてきそうな感じだ。


アイ=ファのデレ(笑)。