セルディオが起こしたマリータ誘拐事件をアルバの協力を得て解決したセイジ。
アーノルドとリムは同郷の商人ドーレの護衛で西方群島諸国へ旅立つ筈だったが、リムがそれを覆す発言に驚かされる。
彼女は母親を探すためにスーヴェン帝国に向かいたいと言うのだ。
メルベイルで三人は別れ、リムは国境近くで出会った少女と道を共にするようになる。
一方、王都ホルンに着いたセイジはそこで料理修行に励むダリオの息子ウランが勤める宿屋を本拠地に活動を始めたが、彼の事情に巻き込まれて思わぬ死闘を演じることになるのだった。


王都ホルン編の第3巻。
リムの決意から王都行、リムとシャニアとの出会い、ステラの依頼、ベルガとの決闘までの話。
三人が別々の場所に向かい、それぞれの道を進む展開。
セイジはまた胃袋を掴まれて、また厄介事に首を突っ込む事になる。
物語の主人公のように運命に導かれる訳でもなく、勝手気儘に浮き雲暮らし。
次はどうやら帝国編の模様。


お爺ちゃんとスキャンダル(笑)。