
スキル「盗賊の神業」を使った強化で冒険者として頭角を現してきたセイジ・アガツマ。
ブラッドオーガを討伐し、魔族アルバにも辛勝する。
アルバから譲り受けた白魔水晶を換金しようと宝飾品店に入ったセイジとリム。
その白魔水晶を見て、高貴そうな少女が話しかけてきた事から物語は始まる。
マリータ編の第2巻。
湿地帯からの帰還からマリータとの出会い、襲撃者達とセイジの怒り、アルバ強襲、ロギンスの真意までの話。
魔法の研鑽をセイジが進める傍ら、貴人を襲う陰謀に巻き込まれる展開。
甘さ・青さが目に付くセイジだが、中二病的なところも有り、多少は英雄願望も見受けられる。
チートなスキルが良心の呵責となって堂々ととはいかないが、決め文句が口を突いて出るところは微笑ましい。
ヤキモチ焼きルーク(笑)。