
転移魔法を利用したベルファストとミスミドの同盟は成功裏に終わった。
王家の信頼を完全に得た望月冬夜にユミナ王女は婚約者としての地位を万全にすべくアピールするとともに、エルゼ・リンゼ・八重の三人にも冬夜の周りを固める協力者として、そして彼の支えとしてあろうと持ち掛ける。
そんな中、ミスミドで縁のあったリーンが親善大使としてベルファストを訪れ、冬夜にとある遺跡の調査に協力するよう依頼(半強制)してくる。
そして八重の故郷であるイーシェンに向かったのだが、そこは動乱の最中なのだった。
イーシェン&バビロン編の第3巻。
イーシェンの戦いからバビロン庭園へ、ゴーレム討伐、騎士団粛清までの話。
冬夜の万能性が増す傍ら、ヒロインズの団結力も増していく展開。
細々と色々起きてはいるのだが、今後のキーマンになるような感じのするキャラも登場し、フレイズ絡みとそっちが本筋になるのかと思えてきた。
まあストーリーはあっちこっちするんだろうけど。
冬夜宅配便(笑)。