鹿田ココノツはひそかに少女漫画家を目指す、田舎町の駄菓子屋の息子の普通の高校生だ。
父・ヨウの替わりに店番に立つ事の多い彼の元を訪れる少女枝垂ほたる。
彼女は菓子製造業大手枝垂カンパニーの後継者で、ヨウをスカウトすべく派遣されてきているのだが、今日も今日とてほたるの興味は駄菓子にのみ向けられている。
ココノツの幼馴染み、遠藤豆(トウ)とサヤの双子も巻き込んで、駄菓子を中心とした彼らは終わらない夏休みをエンジョイしている。


サンデー連載漫画のノベライズ作品。
駄菓子をモチーフとしたドタバタ(ラブ)コメディ。
漫画のノベライズ作品とかあまり好きじゃないんだけど、原作が面白いのと、作者が空飛ぶオニイトマキエイ氏なので読んでみた。
基本、原作に沿わせて書かれていて氏の作風とは少し異なるのだが、おそらくツッコミのセンスが似ているので選ばれたであろう内容は原作ファンでも納得出来ると思う。
多少はそれらしいネタも仕込まれている事だし。


嫌な遠足だな!(笑)