ネットオークションで細々と半ニート生活を送る綾瀬次郎が祖母宅の蔵から譲り受けた不思議な鏡が繋がっていたのは異世界。
初めは鏡そのものを売り物とも考えていたが、その世界を知るにつれ心変わりする。
そこは精霊の祝福を生活の基本にしている世界。
仕事は「天職」とされるものを選ぶのが普通だし、行動指針は精霊のお導きが重視される。
異世界で入手したものを売りさばいて小金を稼ごうとしていた次郎だが、とあるエルフとの出会いが彼の運命を決めるのだった。


異世界貿易ファンタジー開幕の第1巻。
転移鏡入手から異世界探索、贈り物勝負、ディアナ&マリナのご主人様になるまでの話。
異世界転移もので行き来出来るタイプのストーリー。
まあ、行き来出来なきゃ貿易も何もないから当たり前だけど。
ただ、有りがちなメシマズタイプの異世界じゃない事。
単純に「香辛料持ち込んで大儲け」では終わらない感じ。
商業タイプの話は当たり外れあるから、このシリーズはどうなのだろう?


寸劇(笑)。