ルーデウスがギレーヌに連行されたのはフィットア領ロアの町。
パウロの伝言では、ギレーヌが護衛を務める娘エリスの家庭教師を五年勤めればルーデウスとシルフィエンヌが魔法大学に入学する資金を出してくれると言う。
しかし、引き合わされたエリスはじゃじゃ馬どころでない暴れ馬。
ルーデウスは彼女の関心を引き、家庭教師を勤め上げるしかない。


舞台をロアに移しての第2巻。
家庭教師着任から自分磨きの日々、そして急転直下の光芒までの話とその直後のギレーヌの短編。
能力的にはどんどん高めていくルーデウスだけど、中身はそれほど成長せず。
そりゃまあ中身はもう不惑も越えているわけだから仕方ないというところか。
新キャラ・エリスのじゃじゃ馬(狂犬?)慣らしもゲーム感覚で進めていたが、クライマックスで怒涛の展開とはちょっと予想外だった。


ど突き漫才?(笑)