武術バトルアクション。
ミラフィア大武術大会も準決勝と決勝を残すだけとなる。
シェリル、ソーニャ共にアルマに敗れ、スラヴァ・マーシャルは順当に残ってきている。
そしてスラヴァVSアルマの決勝戦。
アルマにとってはスラヴァの正体を賭けた負けられない戦いだったが…。
大会後半の第5巻。
スラヴァと違って激闘を潜り抜けてきたアルマが決勝戦に臨む話。
この前後編はほぼバトルシーンという格闘小説っていう締まったものだったけど、後半はもう、アルマが残念な子に化けてコメディになってしまう落差が激しい展開だった。
メリハリというならば正しいんだが、普通バトルが後半で盛り上げるところだから逆っちゃあ逆。
まあ、終盤は次巻からの新章展開への振りって事で。
今更だけど「くくく」って笑う小学生は嫌だ(笑)。