異世界経済ファンタジー。
ロンド・デ・テラ港湾整備事業はソルバニアの多数派工作により行き詰まる。
ソニアの裏切りは流石の「魔王」松代浩太にも予想外の衝撃だった。
意外な人物によって多少の猶予を得たテラ勢だが、万策尽きた感は否めない。
ソニアの能力の高さと幼さを利用した大手の商人たちの企みに、浩太が打つ次なる一手は?
港湾整備編後編の第4巻。
追い立てられるようにテラ商業都市化を進めていた浩太たちがそれぞれの思いを確かめ合い絆を深める話。
最大の壁を前にしてメインストーリーが鬱展開になっている分、コメディパートも多めに挟まれている。
というかまあ、政治的夫婦漫才だけど。
しかし、ここに来て彼女が活躍するとは。
ただのギャグ要員だと思っていたのに。
ウサギさんが血塗れ!?(笑)