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ファンタジー架空戦記。


宰相カルガリの罠を躱して要塞都市アル=アラに着任した第六皇子サイファカール。
しかし、それと時を同じくして皇帝ロムニエゥス一世崩御の報が走る。
危急を感じる者、好機と受け取る者、様々な思惑が渦巻く中、新たにサイファカールの配下に入ったアル=アラの幹部たちは一癖有ながらも能力の高さを感じさせる者たち。
帝国崩壊を防ぐためにサイファカールは動き始める。


反転攻勢の第2巻。
当面の危機を回避するべく動いた1巻から、帝国の乱れを予期して策動するまでの第一歩が描かれている。
主人公の動向がメインストーリーではあるが、歴史書的な描写も有りな構成になっているので視点はあっちこっちするものの全体の動きを追おうとすれば必然こうなる。
これから脱落者が出れば出るほど物語は収斂していくだろうが、それまでは紙面が掛かりそうだな。


「フレイヤの胸を削ること」(笑)。