異世界冒険譚。
群れる影犬の解体にも貢献し、貴族のトラブルなどに巻き込まれながらもその腕前が広く評価され始めている沢辺裕次郎。
セリエと共に行動するのも自然になり、好意も垣間見えるようになって順調に感じられた旅行きに暗雲が垂れ込める。
影犬の残党の暗躍により王族殺しの嫌疑をかけられたのだ。
二人とも俗世にさほど未練は無くすぐに出奔するが、辿り着いた魔物が住む樹海で意外な出会いが待っていた。
二人の生活が一変する第3巻。
しばらくいかにもライトノベルらしい文調の作品を読んでいたのでこのシリーズの文体は沁みるなあ。
まるで海外ファンタジーの訳本を読んでいるかのような説明文を主体とした構成は、読み手の想像力を非常に刺激する。
若者向けライトノベルなら読み易さも必要なのはわかるが、こういう文体が「これこそ読書」って感じがする。
まあ、こちらがメインストリームになることは無いんだろうけどね。
動…、魔物のお医者さん(笑)。