
学園もの。
三十三間堂学院に文化祭の季節が訪れる。
伝統のファッションコンテストでは優勝ペアが縫い仏に針を入れることで縁結びのおまじないの伝説が有る為に、後白河法行をめぐり色めき立つ女子たち。
いつものように彼女らの暗躍が始まるかと思いきや、なんと縫い仏が盗難に会ってしまう。
OG会の要望で文化祭開催も危うい状態になったが、解決に乗り出したのは眠り姫・真藁紗沙だった。
意外な伏兵が頭角を現した第13巻。
ストーリー的にはいつもと違って外憂に対して一致団結して対応しようという展開。
でも、内容的にはいつも通り作者がINPUTを思う存分OUTPUTした形になっている。
今回のテーマは「眠り」だったようだ。
自分的には続刊が楽しみな面白いシリーズなんだけど、こういう話はドカンと当たる事って無いんだろうな。
読者としてシリーズ終了が怖い一つのシリーズ。
ピンナップの紗沙は詐欺です(笑)。