『レディ・ガンナー外伝 そして四人は東に向かう』

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異種族交流ドラマ。

《蛇》のヘンリーが見初めた相手は《鰐》のミュリエル。そこには家格の違いどころでない大きな壁が立ち塞がっていた。
《獅子》のシルヴァが目を奪われたのは《鳥》のドーザ。彼らが打ち解けて親しくなった頃、シルヴァの集落となわばりを接する《獅子》の集落で殺人事件が起こる。その解決に乗り出してきたのはドーザの縁者で《鷲》のチェリーザだった。
《水牛》のモームが拾ったのは混血の若者・セヴラン。彼の言葉が生来のノンビリもののモームを突き動かす。恋も戦いなのだと。
シャリアー谷の市を訪れていた《蜥蜴》のベラフォードとヴィンセントは《猫》のケイティと出会う。
食事を共にする事となった彼らのもとに猪を担いで現れたのは《ごちゃまぜ》のダムーだった。

文化・習慣・見目形。
分け隔つ理由は多々あれど、種の違いは大きく感じられる。
しかし、それを感じさせているのさえも「慣例」である事は忘れがちだ。
結局、知性と知性の間に信と愛が成立するならば、隔てるものなど何もないのだろう。

母は強し(笑)。