本格ファンタジー。
ラノベタイトルでは少なくなりつつあるジャンル。
重厚かつ緻密に編まれた世界観に、少しライトなキャラクターが紡ぐ物語。
ファンタジー好きには堪らない一作。
この作家さんの作品は元々好きだ。
前作『空の鐘が響く惑星(ほし)で』も作風は同じだが、こちらはヒロイックファンタジーにカテゴライズしていいだろう。
このシリーズ、世界の根幹であり最大の秘密である部分が明かされないまま完結している。
しかし、ファンタジーやSFのような世界を一から創造して編みあげる物語は、その世界観が魅力の大きな部分を占める為、明かす必要のない(明かすべきでない)秘密もその作品を惹きたてる要因のひとつに成り得るのではないかと思う。
今シリーズも、この巻はまだ序盤で解らないことが多いが、それがワクワクの素であろう。
ちなみに「3」は2008年7月初版。
現在「6」まで発刊されている。続けて読むぜ。
フィノさん、ヒロインなのにオチ担当って(笑)。
