新型コロナの規制緩和に伴い、約3か月ぶりに
単身赴任先から一時帰省が叶いました。

家族との喜びの再会、いつも在宅勤務な猫姉妹との戯れの後数枚のレコードを持ち帰ってきました。

そのうちの一枚がコチラ。

1986年の映画『ラビリンス』のサントラLP。
数年前某スーパーバザーで奇跡の100円ゲットした代物。

Discogs相場が3,000円。
そもそもレコ屋で並んでいるのを見た事ないのでまさに奇跡。

もともとCDでも持っていて、
『イージーライダー』『ベティブルー』
『フェノミナ』と並ぶMy Fabサントラ四天王一角です。


それはともかくこのサントラは最高なのです。


劇中魔王ジャリスを演じるデビッドボウイがアルバム半分の6曲を担当。
“Let's Dance”的なPOPS色の強い素晴らしい楽曲を提供してくれています。

特に1曲目、オープニングタイトルからの
“Underground”は映画の世界観を見事に表現、
観客をファンタジーの世界へ案内してくれます。

レコードで聴くと、よりいっそうこの1曲目の意味が深くなる印象。
針を落としてからの数秒の行間にも、物語がつまっているような印象を受けます。


アルバムジャケも素敵です。
この映画の主演はジェニファーコネリーではなくデビッドボウイだったのか、と思わせる比率。
魔王ジャリスの1stアルバムと言っても過言ではありません。
(裏ジャケもとても素敵です。)



ちなみにこの映画に深く思い入れるようになったきっかけは、当時まだ15歳のジェニファーコネリーでした。

前作、ダリオアルジェントの『フェノミナ』を中学生の時に観に行き、すっかりジェニファーコネリーに熱を上げてしまった私。
『ラビリンス』にハマるのは当然の流れです。


しかしその2つの映画サントラが30年後もMy Fab サントラ四天王の2つを占めるようになるとは、その頃知る由もありませんでした。。。