#食道がん
オンコリス、腫瘍溶解ウイルス内視鏡投与で特許取得
「OBP-301」は米国の臨床試験中間評価で食道がん完全奏効を確認/logmi

●オンコリス社事業説明会から
●放射線治療へのテロメライシン併用試験で好結果
●副作用低

 

【抜粋】
食道がん放射線Phase2試験の結論
1. 主要評価項目であった24週目のL-CR率は41.7%であり、目標として設定した30.2%を上回った。

 

2.24週目(6ヶ月)の局所奏効率 (L-CR+L-RR) は58.3%であった。

 

3.18ヶ月時点でのL-CR率は50.0%となり、 局所奏効率は63.9%となった。

 

4. 局所奏効例のがん関連生存率は90%となった。

 

5. RECISTによるL-CR率は41.7%であり、論文で報告されている15~19% よりも高値であった。

 

6. 主な副作用は、 風邪関連症状 (51.4%) とリンパ球数の低下 (48.6%) であった。

 

7. OBP-301は、高齢な食道がん患者に対して、安全に投与ができた。

 

テロメライシンの放射線治療上乗せは、食道がんの切除手術に代わる方法で有力候補とされるもの、と捉えています。

 

昨日、石橋貴明さんが食道がんの罹患を公表されました。

身近ながんの一つと言える食道がんの新しい治療法が確立されるなら素晴らしいです。

大いに期待しています。