#がん治療
がん治療の明暗を分ける新常識、抗がん剤や放射線を使う場合は「効く時間帯」がカギだった!/ダイアモンド
●薬や放射線の効果を高め、副作用を最小限にする時間帯が存在する→個人差あり
●放射線→体温が最も高い時間、薬→腫瘍マーカーが最大になる時間 他

 

ポイントとしては、抗がん剤や放射線治療は、実施する時間によって効果や副作用が違ってきますよ、と。

そして、その時間には個人差がありますが、それを調整することもまた個別化医療のポイントだ、ということです。

これ、大事だと思いますね。一度、主治医さんご相談される価値があると思います。

 

以下、その時間の例示です。

 

●放射線治療例:口の周りのがん/肺がん
体温がピークになる時間帯に放射線を照射した患者群が、最も高い生存率・縮小率を示した。→通常、体温は午後3時~6時頃に最も高くなる傾向がある(個人差あり)。

●抗がん剤例:
時計遺伝子Bmal1のピークまたはCryの谷(トラフ)に投与したときに、効果が最大。→Bmal1のピークは多くの人で朝方〜午前中にくる傾向がある。Cryの谷はその反対の夜間帯(0時〜3時)になることが多い。いずれも個人差あり

※食事・生活リズム例:
食事を午前10時〜正午に限定するとホルモンバランスや睡眠の質が改善。
食事時間を昼間の8時間に限定(例:10時〜18時)すると、肥満や血圧が改善。

 

※曜日による変動例(サーカセプタンリズム):
腫瘍マーカーCA125のピークは月曜日に多かった