#がん治療
果糖(フルクトース)の摂取回避が、がんと闘う手段になり得る?米研究/医療NEWS
●マウス試験、果糖大量摂取が腫瘍の進行を促進
●肝細胞が果糖をLPCに変換→がん細胞の栄養に
●「果糖は多くの食品に含まれているため『言うは易し行うは難し』というのが現実」
こちらの話題は1週間ほど前に取り上げさせていただいていますが、”事情”が絡みますのでそこまでは広まらないものだと思います。
がんと一口で言っても、色々です。
まだ腫瘍を形成しないような、体に毎日ように出来ては消えていくがん細胞。
いわゆる初期がん。転移したがん、増大したがん、本当に色々です。
そのすべてにどうなのかがわかってから、”わかった”とするべきなのかどうかは知りませんが、ねずみの試験ではがん細胞が増殖したわけです。
これをどう取るか、です。
果糖ですから、果物に含まれる糖分を指しますが、大量にフルクトースを摂取してしまうのは、甘味料からでブドウ糖果糖液糖など甘味料からです。こういうものをまずは控えた方が良さそうです。
ただし、体重減少が見られる場合や、食欲が無くなってしまっている場合、アイスクリームが食べたいと思ったのにそれはやめておくべきかどうかと言うと、私は食べるべきだと思います絶対に。
果糖によってがん細胞が多少なりとも増大してしまうリスクより、体重が更に減ってしまうことのリスクの方が大きいからです。
では、がん治療はしているけれども、体重は減少していないし、食欲もある方の場合はどうかと言うと、アイスクリームが食べたくなったとしても、ところ天(たとえばです)を食べるようにすべきだと思います。