#肺がん
山川豊さんが告白 肺がんの脳転移は長期延命どころか治る可能性も/ゲンダイ
●腺がん、脳転位は典型的、早期治療大事
●定位放射線+チロシンキナーゼ阻害薬(分子標的薬、事前に適性はわかる)、順番にやるのではなく”同時”であることが肝心、治癒ケースあり

 

中川恵一先生のこのコラムは、わかりやすくご説明してくださるので必ず読んでいるのですが、今回は山川豊さんの肺がんに関係するということで、特に注目しました。

 

山川豊さんは、昭和世代にはおなじみの演歌歌手のお一人です。

 

小学生の頃、夏休みになると伯父が旅行に連れて行ってくれたのですが、これがとても楽しみでした。

だいたいの場合、近場の温泉地なのですが、夜になるとスナックに行くんです。カラオケです。当時はまだハチトラ時代です。

 

私がカラオケのために覚えた初めての曲がいくつかあるのですが、その一つが山川豊さんの大ヒット曲「氷雨」でした。

意味もよくわからず山川さんの真似をして歌うとみなが喜んでくれるんです。小学生が大人の恋愛の曲を情感たっぷりに歌うのですから、ちょっとしたエンターテインメントだったかも知れませんね。

 

そんなこともあって、私は山川さんにとても親しみを持っているんです。今も昔も。

 

さて、こちらの非小細胞の肺腺癌での脳転位、中川先生によるとよく起こるもののようです。

 

ステージ4というと大変な感じがしてしまいますが、分子標的薬の適合さえあれば、5年生存、治癒も期待出来るようです。

 

それで、適合する場合に重要なことが記されていますが、分子標的薬であるチロシンキナーゼ阻害薬と定位放射線は、必ず同時に実施してもらうことです。

同時であってこそ、最大の効果が期待できるようですから。

 

山川さん、どうなのでしょうか。治ってもらいたいですね。