#緩和ケア
肺がん患者の寿命が延びた例も 医学界に衝撃が走った緩和ケアの効果/TheGOLD
早期緩和ケアで生存期間2.7ヵ月延長、オプチーボの効果に匹敵
●緩和ケアは治療の手立てが無くなった患者さんのためではなくがん診断直後には開始すべき
●4つの痛みの緩和が目的

 

この記事は素晴らしいです。

緩和ケアについて、その価値、コンセプト、実践まで、概要ではありますが網羅されています。

 

記事にも触れられる通り、「緩和ケアを受けている」と聞くと、「ああもうそんなところまで進んだのか」と思われることが今でもかなりの確率であるように思います。

 

しかしそれは誤解です。

この記事で説明されている通り、緩和ケアは治療開始と共にスタートすることで意味を成してくるものであり、そのように実践されるようになってきています。

 

ただ、これは記事では触れられていないのですが、緩和ケアそのものについては、病院によってかなり差がありますし、緩和ケアを実施していない病院もまだまだありますから、実際にその恩恵に与る事自体に課題を残しています。

 

それでも、まずは緩和ケアのイメージを変えて、積極的に治療としてのケアを受け入れて求めていくことが、状況改善への道だと思います。