#脳腫瘍
再発・難治性悪性脳腫瘍に対する日本発の新規放射性治療薬64Cu-ATSMの安全性・有効性を確認/国立がん研究センター
◎1日4回投与、18名中14名が6ヵ月以上、12名が1年以上生存(膠芽腫のみの場合9人中5人が1年以上生存)
◎悪性神経膠腫対象試験が今月から開始

 

今回、この治療法が注目され期待される一つの要因はAMED( 日本医療研究開発機構 )支援の創薬事業としては、初めてフェーズ3まで進んでいるところです。

これが実績となれば、次なる開発・研究に道が出来たことになりますから。

 

さてこの新規放射性治療薬ですが、患者さんの負担が少ないところも注目点です。

 

いわゆる副作用でどうにもならない、ということは起きず、入院する必要もなく、病院に行って注射してもらうだけという簡便さ。

7日ごとに4回投与です。

 

他のがん種への対応はどうなのでしょうかね。

他の種類の核医薬での試験で、膵がんで結果が出ているものがありました。

効果があるのであれば、早く市場に出回ることを願います。