#大腸がん
抗がん剤耐性の大腸がんにTEAD/TNF阻害剤が有効な可能性-東京医歯大ほか
「進行した病期の大腸がん治療の革新につながる高いポテンシャルを有している」

 

難しい言葉が並ぶのですが、大腸がんが遠隔転移や抗がん剤耐性を獲得するにあたって、どうもがん細胞が”細胞運命転換”というフェーズを経ているようなのです。

 

細胞が運命を転換する。何ともドラマチックな表現ですが、構造がよくわかっていないから、そのようにしか言えないものとも考えられます。

 

こちらの研究では、その細胞運命転換の一端を更に詳しく解明したということなのですが、それは、大腸がん細胞が胎児上皮様(赤ちゃんのお肌みたいな)の性質になってしまうメカニズム、のようです。

 

赤ちゃんのお肌みたいにプルプルになった大腸がん細胞は、抗がん剤に強力な耐性を示してしまうようです。

ただし、TEAD阻害薬とかTNF阻害剤がよく効くこともわかったとのこと。

 

非常に粗悪な説明だと思いますので、正しくは記事をお読みください。

 

重要な点としては、進行大腸がんに効果を成す可能性があるということです。

がんと闘いながら頑張って生きておられる方はたくさんおられます。

そのような方々に、新しい武器が早く届きますよう願うばかりです。