#直腸がん
直腸がん手術経験者の桑野信義さんは「オムツ着用」排便障害を避ける方法/日刊ゲンダイ
◎術前化学療法で縮小後切除→人工肛門は3ヵ月で閉鎖もQOL上問題
◎局所再発率7.6%、欧米は術前FOLFOX、XELOX等全身化学療法+放射線→高効果で手術範囲狭く→QOL上有利に

 

もちろん桑野さんには桑野さんのご事情があったはずで、治療がベストではなかったことを指摘するものではありません。

 

ただ、人工肛門撤去後に排便回数が1日に数十回に及ぶということは、やはりQOL=生活の質に問題が出ていることは明白であり、それを避け得るかも知れないものとして、術前全身化学放射線療法はどうか、というご主張ですね。

 

ここでポイントとなるのは・・・・

桑野さんになされた療法の何を問題視しているか、ということも言えるかと思うのですが、無増悪生存期間や生存率のことではなく、QOLだということです。

手術範囲をより狭く出来て、術後の排便機能を復活させやすい方法論と言うことが出来ると思います。

 

桑野さんが受けられた療法にケチをつけるおつもりはないと思いますが、やや、読んだ方が思ってしまいますね。