#多発性骨髄腫
CAR-T療法ide-cel、多発性骨髄腫の早期治療に承認の意義/CareNet
◎CAR-T療法(アベクマ)3次治療として承認※これまでは既存レジメン不適となった4次以降
◎大量化学療法で疲弊する前のリンパ球が使える、奏効すれば治療停止も可能で患者QOLが上がる
1つ目の治療法がダメ、2つ目の治療法がダメ、それならCAR-T療法を。
これが実現出来るわけですね。
3つ目に出来るということは、やはり難治性ということで定義されるんでしょうかね。
これまでは4つ目以降とされていたのですから、早く使えるようになったということで、そのメリットが記された記事です。
患者さん自身のT細胞を言わばチューンアップして強化し、体に戻すというやり方です。
だから、化学療法などでクタクタになったT細胞よりは、まだ比較的元気な状態の方が戦闘力があってよい、わけですね。
この3次治療適用によって、治療成績が良くなるということであれば、更なる早期適用も考えられるのではないでしょうか。
CAR-Tのボトルネックはコストでもありますから、その辺の解決は必要となってきますし、懸念すべき副作用もありますので、使えるための条件はいくつかあると言えますが、元気なうちの治療が実現出来るように願います。