#薬の効き目
薬に対する「思い込み」は効果に影響?同じ量のニコチンに対する脳の活性を評価/医療NEWS
◎実際には同じ量のニコチンが含まれる煙草に、ニコチン量「高」「中」「低」のシールを貼って喫煙してもらった・・・
◎薬の効き目の個人差を説明出来る可能性 他

 

興味深い実験です。

本来は薬品でしか変化をもたらさないはずの脳のある領域に対し、思い込み、が影響をもたらしたという内容です。

 

一足飛びに「思い込みが薬の効果に影響している」ことを証明しているものではありません。

 

ただ、現時点では一つの希望にはなりますよね。

どうぜ飲むんだったか、どうせ打つなら、薬の効き目が高い方が良いはずです。

 

プラセボ効果で複数回聞いたのは、戦時中、物資不足の日本軍南方戦線で、下痢症状を訴える兵士に対して、薬も無くて与えることが出来なかったので、歯磨き粉を「これはよく聞く薬だ」と騙して与えたら、なんと下痢がおさまったという話。

 

この話は、薬の効果と精神状態の関連性とはややかけ離れますが、「ましてや本物の薬」と捉えるのに役立つかも知れません。歯磨き粉でさえ効くことがある、ということです。

 

心って、まだまだ神秘ですね。