#がん治療研究
がん幹細胞がマクロファージを老化させて免疫系から逃れるメカニズムを発見/がんプラス
※マクロファージ=免疫に重要な役割をする細胞
◎老化マクロファージに高発現のCD38が生命維持に重要なNADを分解減少→代謝改善薬”NMN”でNAD回復→がん発生阻止※マウス
がん幹細胞は、がんの親玉細胞とも言われて、数々の研究が進められています。
その中の一つがこちらになりますが、マクロファージという免疫関連の細胞老化を進めることが、結果的にがんを増大させることをつきとめた、というものです。
ただしこれは、マウスでの試験による結果ですので、ヒト細胞でどうかがこれからの課題となります。
がん幹細胞は、がんの再発抑止において、特に重要な課題であると思います。
更なる研究の進展を望みます。