#悪性リンパ腫
がんステージ4から生還…笠井信輔アナ闘病中“嘔吐”防ぐ薬を飲み、食べ続けた日々 苦痛でも「体力のため」 厳しかった抗がん剤治療4カ月半、乗り越えて仕事復帰 三男の手作り卵焼きに涙 悪いことだけではないと思えた理由/埼玉新聞
●大事なのはQOL
笠井さんは朝のお顔でいらしたので、もちろん私の方からの一方的な思いですが、とても親しみがあります。
それが「がん」だとのことを知った時はショックでしたね。
2019年2月のことでしたか、もう4年です。早いですね。
笠井さんは、まるで使命を受けたように、がん患者さんを勇気づけたり治療環境の改善に向けた行動を起こしておられます。これは、特別な力だと思います。
単に、同じがん治療をされている方の役に立とうとされているだけではなく、生きることとか生命そのものをどう使うか、どう燃やすかとか、そういう人生をかけた取り組みに思えてなりません。
さて、治療生活はやはり苦しかったようですが、生活の質の大事さを掲げておられます。
生活の質が上がるとがんが治りやすくなるのか、という声も上がってきそうですが、かなり中間を省略しますと「はい」じゃないですか。
生活の質には、精神的な満足だけではなく、体の栄養状態に関わることも多くあります。
笠井さんが「食べることが日々の闘い」と仰せのように、改善がいつも楽しくなるというものというわけではなさそうですが、治療に耐えることが出来る体作りには深く関係していそうです。
お医者様は治療に専念してくださる。患者さんは生活の質に専念。
このような感じで良いのかも知れませんね。