#がん治療研究
機械的ストレスに強いがん細胞を特定 がん治療に新たな光 シンガポール/科学技術振興機構
●がん細胞の一部に存在し圧迫などのストレスに強くDNA損傷修復能力が高い
●高悪性、増殖能力高、抗がん剤感受性低→予後との関連確認
●新規診断法の開発へ
細いミクロの管のようなものに、がん細胞を無理やり通過させるという試験の結果、頑丈で悪性度の高いがん細胞が存在することを確認したというものです。
ほとんどのがん細胞は、その通過試験の結果、圧迫死したのですが、一部で生き残った細胞のことで、「メカノレジリエントがん細胞」と仮に称しているようです。
このメカノがん細胞の特徴は、悪性度が高く、増殖能力も高く、抗がん剤感受性が低いということです。
悪性度が高くて増殖能力も・・・と聞くと、がん幹細胞に共通する特徴ではありますね。
よく言われる親玉細胞である可能性もあり、がんの根治には重要な発見であると思います。