#適度な運動
定期的にやるだけで寿命が3~8年延びる…世界的研究でわかった「がんが劇的に寛解した人」に共通の習慣/プレジデント
●簡単な”用事”も運動に
●1日1万歩群は副作用を軽減
●再発・死亡リスクを大幅に低減_大腸・前立腺・子宮体・卵巣・肺がんでエビデンス
https://president.jp/articles/-/73781
プレジデントさんは、本売りのためとは言え、思い切った抜粋で次から次へと興味深い記事を出してきますね。
がん予防というよりも、がん治療中の方の参考になりそうなものが多いので、注目してしまいます。
こちらの記事は、以前からプロモーションされている、ケリー・ターナーさん著「がんが自然に治る10の習慣」の抜粋記事です。
運動が、がんをはじめとした数々の生活習慣病予防に役立つことは、既に広く知られるところですが、がんの再発にも好影響を与えるということで、良い動機付けになるのではないでしょうか。
いくつか注目点があるのですが・・・・
病状そのものや治療の影響によって、運動なんて出来ない方についての言及があります。
運動が出来ないほど体力が衰えてしまっていても、スーパーに買い物に行く、図書館まで歩くなど、ちょっとした用事が運動になるというものです。
歩く、ということに焦点が当たりがちですが、体力的に難しい時は立ち上がったり座ったりを少し繰り返すことでも運動になるはずです。
また、足を動かせなくても、手が動くなら座ったままでランニングする時のような腕振りをやってみるのも良いと思います。
これだけでもしっかりやれば、心拍数は上がります。
無理をしてケガをしてしまっては元も子もないということなりますから、ほどほどを心がけるべきではあります。
しかし、がんばってみる、という精神はやや必要かも知れません。
体力は徐々についていくものです。はじめは少しでも次の日にはもう少し出来るようになっていくというのは、私もよくわかります。
膵がんⅣ期の方でサバイバルされている方の例があげられているのですが、医師から止められているのに運動を再開されたというものです。
まあこれは、医師の言うことを守らない、ということが偉いわけではないのですが、こと運動に関しては、そこまで厳格に守る必要はないのかも知れません。
がんではない病気の方ですが、絶対安静と言われながらも、ベッドで寝ながら手足の指をグーパーさせることを続けていると、なんだか元気になってきたという方がおられました。回復が物凄く早かったですね。
もし、まだがんの治療中の方で、歩けない程ではないけれど歩いていないという方がおられたら、歩き出すことからおすすめします。
また、がんと診断されたけれど、初期で体も元気だという方にも、体力づくりとしての運動をおすすめします。備えですね。