#劇的寛解
「受け身の患者は死に、うるさい患者は生き残る」ステージ4のがん再発後3カ月で寛解した30代女性がしたこと/プレジデント
●補完代替療法を多用した劇的寛解の一例
・子宮頸がん3期診断→寛解→再発・肺転移→寛解→白血病4期→寛解→15年以上寛解維持
この記事は、日本で言うところの標準治療だけではなく、食事療法やサプリメント、更には適応外薬を使用してサバイバルされている方の事例です。
私どもはサプリメント屋さんですが、これで「ほらがんに効くだろう」と言いたいわけではないことを前置きます。
事例にあげられている、ジェーン・マクレランドさんは、有名な作家さんで、がんを飢餓に陥れることで進行がんから寛解出来るとした本を書いた方です。
ご自分の知識と経験を基にした執筆ですね。
さて、私はこの事例をして、少しジェーンさんに特異だと思うのは、まず、資金があったということです。
記事を読んでもらえればわかりますが、かなりの費用がかかる道を選んでおられます。
また、医療的な知識を有しておられたことも、特異と言えば特異です。
だからこそ、選択できた道であり、誰しもが自由に選べるものではない、という事実はあります。
ただ、最も大事なことは、ジェーンさんに宿っていたメンタリティですね。
高い目線からこれを見れば、ご自分が納得いって選べる治療法を断固として選択して来られた、と言えます。
標準治療においても、これは適用出来る部分があると思います。
いくつかの療法が存在していて、それを選択できる場合、お医者様が言われるから、という理由だけで決めるのではなく、しっかりと理解して選択するということです。
場合によっては、先進医療や未承認療法、民間療法である場合もありますが、それにしても、しっかりと理解して、ということが大事だと思います。
ジェーンさんが食事療法やサプリメントを多用されている理由は、がんを飢餓に陥れる、という指針がはっきりしているからだと思います。
それで実績が出ている点は、運が良い、というよりも、読みが当たっているのだな、と言う感じではあります。
記事の冒頭に、がんと一口に言っても人それぞれであり、ということは理想的な治療法も各人に合わせたものであるべきだ本来は、というような内容が謳われています。
これは、ある意味では標準治療の限界を示していると言えますが、それは民間療法にしても同じです。
全ての方がジェーンさんのやる通りにやっても、治るとは限らないということです。
だからこそ、私はメンタリティこそ大事だと言いいたいわけです。
例えばこの事例は、標準治療こそ最良だと言い張ってゆずらない方には、物申す物申す、というものでしょう。
私がそれでも言いたいのは、いや、お願いしたいのは、このジェーンさんの事例もまた一つの大成功事例なのであって、それを科学的に分析してみてくださいよ、ということです。
あるルートを経た療法でなければ、記事で言うところの”クロ”だと断定して動かないのは、果たして科学的であると言えますでしょうか。
そういう意味で、食事やサプリメントを用いた統合療法の可能性について、患者さんからの信頼が厚い医療者の方々からの歩み寄りに期待したいものです。
一つこの記事で注意すべきは、これは、あくまでも本の宣伝記事であり、ジェーンさんもまた、本売りやコンサルに精を出しておられる方、ということです。